九州に確かな製品を届けて 何十年後も残るものをつくりたい 九州に確かな製品を届けて 何十年後も残るものをつくりたい VOICE SCROLL

矢動丸 健太KENTA YADOMARU

マテリアル部
1995年、福岡県生まれ。専門学校卒業後、入社直後は総務部に配属になり、3年目からマテリアル部へ異動し、営業担当に。趣味はゴルフとキャンプで、休日は外に出かけてリフレッシュしている。

総務で社会人の基本を学び
営業へ異動し、さらに成長

専門学校では英語を学んでいて、同級生は観光業やホテルに就職する人が多かったです。私は学生時代、フィリピンやカナダに留学していたので海外で働くことにも興味がありましたが、先生からの紹介で当社を知り、建築に強い商社で働くのもおもしろそうだなと入社を決めました。
入社して2年間は総務部に配属されました。社会に出て右も左もわからない状態でしたが、ここで社会人としての基本や、当社がどんな仕事をしているかという大枠、会社の仕組みを理解することができました。また総務部は社内のさまざまな部署と関わりがあったので、3年目から営業に異動した後もいろんな部署に顔見知りがいて、相談しやすかったです。
総務でも今の部署でも、最初は言われたことを覚えてやるだけでも精一杯でしたが、徐々に自分の頭で考えて、より良いやり方や早い進め方はないかと工夫していけるようになり、少しは成長できたかなと思います。

地域に根差す公共工事で選ばれるよう
自治体に働きかけ後世に残る仕事を

今はマテリアル部という部署で、主に自社製品のレジンコンクリートを売っています。この製品は軽量で耐久性があり、コンクリートよりも長持ちするため、マンホールや水路など公共性の高いところで重宝がられます。つまり、営業先の多くは民間のゼネコンや設計事務所ではなく、各自治体の土木・農林水産関連の部署や、公共工事の土木案件を取りまとめるコンサルタントの方です。しかも、設計や案件が動き出す頃にはすでにどこが施工するかも決まっているため、かなり初期の設計段階からご提案をしておかないといけません。こうした営業をスペックイン営業というのですが、足繁く通って「麻生商事の矢動丸がおもしろい素材があるって言ってたな」と思い出してもらうまでがひとつのハードルですね。
幸い九州においては麻生商事の知名度とレジンコンクリートの商品力はかなり大きいプラス材料です。それをきちんと生かすためにも私自身も資格を取得するなど勉強をしてまずはこの業界の第一人者になりたいです。将来的には建築の枠にとらわれず、新しい強みを発掘し、多くのお客さまに頼られる営業マンになることを目指しています。